スペイン物語

スペイン物語は、有名なスペイン人シェフによるスペイン料理のレシピを紹介する、
新しいシリーズ「スペイン物語Favouriteレシピ」をオープンしました。

記念すべき最初のレシピを求め、私たちはマジョルカ島にあるマナコール村のレストラン「 Ca´n March」
(カン・マルク)を訪ねました。シェフ、ミケル・ジェラベルトさん(偶然にも以前ご紹介した、
ガレージワイン醸造家と全く同じ名前です!:ジェラベルト氏のビデオはこちら)が、
素晴らしい「Arroz Negro」(アロス・ネグロ)のレシピを教えて下さいました。
アロス・ネグロとは直訳すると「黒いご飯」、スペインのレバンテ地方
(スペイン東部のバレンシア及びムルシア地方)や地中海の島々の郷土料理の一つです。
現在世界ランキング1位のテニスプレーヤーであるラファエル・ナダル氏も実はこのマナコール村出身。
彼はこのレストランの常連で、アロス・ネグロがお気に入りだとか・・・。

皆さんもこのレシピで、早速アロス・ネグロに挑戦してみましょう!!

 

aqui va el video

 

でこのビデオをご覧になる方はこちら


レストラン Ca´n Marchのミケル・ジェラベルトシェフによるアロス・ネグロ

レストランCA´N MARCHの住所:
C/ Valenci nº 7
Manacor, Mallorca

CA´N MARCHとコンタクトを取りたい方は下記メールアドレスにご連絡下さい。

contact@spainmonogatari.com

通常、スペインではアロス・ネグロ用に
ムルシア地方のボンバというお米を使用します。
アロス・ネグロなどのお米料理には、
お米のつぶが大きく短い方が合うので、
日本米でも問題ありません。

「パエリア」はお米料理の名前と同様、スペインの米料理専用の底の浅い鉄の丸いフライパンです。

パエリアをお持ちでない場合は、
広く浅いフライパンを代用して下さい。
テフロン加工でなくても大丈夫です。

通常、スペインではこのパエリアは
とても便利でお手頃なので、
どの家庭にも1つはあります。
多人数用から1人用まで、
サイズも豊富です。

 

先ずは「だし」を取ります。

おいしいアロス・ネグロを作る鍵は「だし」です。いろいろなだしの取り方がありますが、
今回はメルルーサ(タラ科のお魚)の頭とたまねぎ、ピーマン、長ネギ、トマト、にんにくを使用して、
魚と野菜のだしスープを作りました。(面倒な場合は、市販のだしを使用して下さい。)

お米をこのだしで炊きますので、お米の分量の2倍のだしが必要となります。
1時間から2時間、ことこととじっくりだしを取るのがポイント。
適量の塩を加え、時々あくを取ります。

他の材料の下準備をしながら、だしを取ると良いでしょう。

材料のたまねぎ、ピーマン、長ネギ、そして皮を剥いたトマトは全て小さくみじん切りします。
次にパエリアを熱し、オリーブオイルを加えます。
そこにみじん切りした全ての材料とローリエを加え、弱中火で炒めます。
材料がやわらかくなるまで、こがさないように注意して下さい。
ここで少しだしを加え(おたま1杯分)、更に炒めます。

イカはわたをとって皮を剥ぎ、足も含め3cm程度に切ります。
小エビは皮を剥きます。

材料の野菜が十分にやわらかくなったところで、
イカと小エビをパエリアに加え炒めます。
イカと小エビの色が変わったら、
ここでまた少しだしを加えます(おたま1杯分)。

全ての材料が十分やわらかくなった段階で、お米を加えます。
火加減を中火に強め、更に炒めます。

お米と他の材料がきれいに混ざるまで炒め続けます。
この際、フライパンに材料が焦げ付かないよう注意して下さい。
次に、お米の2倍の量のだしスープを加えます。
(お米がコップ2杯分であれば、だしはコップ4杯)

重要ポイント!
一旦だしを加えた後は、フライパン全体に材料を広げ、
その後はお米をなるべく動かさないようにします。

イカ本体から取ったイカ墨、あるいは市販のイカ墨パックを用意します。

おたま1杯分のだし、にんにく、イカ墨をミキサーにかけ、イカ墨スープを用意しておきます。
これをパエリアに加え、全体に行き渡る様にゆっくりと混ぜます。

最後にお好みで少し塩を加え、15〜20分弱火で炊きます。
これで、アロス・ネグロのできあがり!

通常、アロス・ネグロはパエリア(フライパン)のままテーブルに出され、
2つのスプーンを使って全体を混ぜます。

またアロス・ネグロには、アリオリソース(マヨネーズとにんにくを混ぜたスペインのソース)が良く合います。

ちなみに、フライパンの底部分のおこげは、スペインでも「ソカラット」と呼ばれ大人気です。
味の凝縮されたソカラット部分も残さず食べましょう。

それでは・・・、いただきま〜す!

 

ページのトップに戻る